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◀No.50 No.52▶    第39回 世界の帆船模型展

No.51 テージョ川のボート (The BOAT on the Tejorever)

      
製作者:関口正巳
船 籍:ポルトガル
建 造:20世紀初
縮 尺: 1/25
キット:自 作
No. 365
 
ポルトガルの首都リスボンを湾口にもつテ―ジョ川の上流地域から20世紀初頭までフルーツや物資をリスボンに運んだボートの一つ。テージョ川を遡上するため、特徴的な大きな舵を持っている。またこの船は船首と船尾がキールを持つカント・フレーム構造で、中央の胴体部分は川船の特徴である平底(キールなし)構造である。ラダー操作も特徴的で、シャロロ(Xarolo)と呼ばれる舵から直角方向に突き出した棒状の先端にロープを繋ぎ、このロープで舵取りをする。
製作にはリスボン海事博物館で購入した図面と、同館で撮影した模型の写真などを参考にした。

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