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◀No.53 No.G2▶    第44回 世界の帆船模型展

No.G1 遣唐使船 

      中国
製作者:高成田潔
船 籍:大和国(日本)
建 造:7~8世紀
縮 尺: 1/60
キット:自 作
No. 577
 
飛鳥から奈良・平安時代にかけて唐(中国)の文化や制度、仏教を学ぶための遣唐使を乗せた船。630年から894年までの約200年間に、一回に総勢600人ほどが4隻に分乗し十数回行き来した。全長約30m、竹で編んだ帆(網代帆)に二本の檣を持つ大型構造船で、舷側に櫓を装備し帆走と櫓走を併用した。日本の帆船史上、最初の大型外洋船であったと思われる。
この模型は、「平城宮跡歴史公園」(奈良県)と「長門の造船歴史館」(広島県呉市倉橋島)にある復元船を参考に製作した。本模型の網代帆は幅2㎜のプラペーパーを実際に編んで製作した。
参考資料:奈良県「平城宮跡歴史公園」。広島県呉市「長門の造船歴史館」

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